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有人宇宙飛行の新たな時代の幕開け

A SpaceX Falcon 9, with NASA astronauts Doug Hurley and Bob Behnken in the Dragon crew capsule, lifts off from Pad 39-A at the Kennedy Space Center in Cape Canaveral, Fla., Saturday, May 30, 2020. The two astronauts are on the SpaceX test flight to the International Space Station. For the first time in nearly a decade, astronauts blasted towards orbit aboard an American rocket from American soil, a first for a private company. (AP Photo/Chris O’Meara)

有人宇宙飛行の新たな時代の幕開けです。5月30日、米航空宇宙局(NASA)の米国人飛行士ロバート・ベンケンとダグ・ハーリーが、国際宇宙ステーション(ISS)に到着しました。フロリダ州のケネディ宇宙センター第39発射施設から打ち上げられたロケット「ファルコン9」に搭載されたスペースXの宇宙船「クルードラゴン」が、無事ISSへのドッキングに成功しました。この歴史的な打ち上げは、米国がスペースシャトル計画を終了した2011年以来となります。今回の実験は、発射台、ロケット、宇宙船、運用能力などを含むスペースXの乗員輸送システムを検証するもので、NASAにとっては軌道上で行う初めての宇宙船システムの実験ともなります。(出展:在日米国大使館)

フロリダ州スペースコーストには、今回のスペースXの他、ロッキード・マーティン、ボーイング、ノースラップ・グラマ ン、GE、ハリス、エンブラエ、ブルーオリジン等の航空宇宙関連大企業が集積しています。今後予想されるロケットの幅広い民需の増加により州の関連産業の更なる発展が期待されています。