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米フロリダ州、半導体分野の労働力開発プログラムに3,500万ドル以上拠出

米国フロリダ州のロン・デサンティス知事(共和党)は1月18日、労働力開発資本化インセンティブ助成プログラムから3,500万ドル以上をフロリダ州内の学区およびフロリダ・カレッジ・システム機関に割り当て、学生向けの半導体関連教育プログラムを新設または拡大すると発表した。

2023年9月に発表された労働力開発イニシアチブでは、州商務省と州教育省を通じて、合計で5,000万ドルを拠出するとされており、2023年11月には州商務省管轄の基金から計2,800万ドルの拠出が発表されていた(2023年11月24日記事参照)。今回は、州教育省管轄の基金の拠出先が発表されたかたちで、拠出先は28の学区と8つのカレッジだ。

労働力開発資本化インセンティブ助成プログラムでは、拠出先の学区およびカレッジに対し、特定の産業における中等教育課程の学生を対象としたキャリア・技術教育労働力開発プログラムにかかる費用の一部もしくは全額を助成するもので、採択された具体的なプログラム名などは州教育省のウェブページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで確認可能だ。労働力開発資本化インセンティブ助成プログラムには計1億ドルが割り当てられており、そのうち、半導体関連に3,500万ドルが割り当てられた。

デサンティス知事は「教室で労働力教育を提供することで、学生は半導体製造のような成長産業で高賃金の仕事に就くためのスキルを学ぶことができる」「この投資は、フロリダ州を労働力教育でナンバーワンにし、イノベーションの最前線に位置づけるという、われわれのコミットメントを継続するもの」と述べた。

今回の半導体関連教育プログラムへの拠出により、フロリダ州で成長する半導体産業の維持に不可欠な、高度に熟練した労働力の育成を図るとのことだ。

出展:JETROビジネス短信

https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/01/c0b1e8ce63512112.html