フロリダ州 JAXPORTでのLNG燃料自動車運搬船取り組みに関して
日本郵船(株)が2021/6月にLNG(液化天然ガス)を主燃料とする自動車専用船の連続建造について、株式会社新来島どっくおよび日本シップヤード株式会社と6月上旬に覚書を締結を発表しました。建造予定隻数はそれぞれ6隻ずつの計12隻。2025年度から2028年度にかけて順次竣工する予定です。船舶輸送でのCO2排出削減の取り組みは国内自動車大手からの要請もあり、日本郵船以外にも大手の川崎汽船、三井OSK等でも進んでいます。フロリダ州では貿易相手国として日本は輸入国で2位となっており、その主要な貨物はJacksonville/JAXPRORTを主な陸揚げ地とする自動車となっています。JAXPORTは2015年以来LNG船の陸揚げ港とすべく投資を重ねており、バンカリング機能を備え、現在プエルトリコとの間に4隻のLNG船が定期運航しています。JAXPORTにおけるLNG船への取り組みに関しては下記をご参照下さい。